NOTE - 2020.12.25

FUJIの中の人が語る。製品紹介 02 ~TALAWAH編~

Real Street SUB

Happy Christmas♪

例年とは少し違ったクリスマスとなりましたがいかがお過ごしでしょうか。先日のFEATHERに続いて製品紹介シリーズの第2弾は2021年モデルより新たにラインナップに加わったTALAWAHです。

このモデル実は発表当初から巷で「読み方が分からない」と話題になったモデルですが、、、「タラワ」と読みます。ネーミングにも特徴のあるFUJIですがその中でも一段と際立つモデル名かもしれません。あまり馴染みのない言葉ですがそれもそのはず、ジャマイカなまりの英語であるパトワ語という言葉にその由来があります。パトワ語で「恐れない強い心」という意味のモデル名がいかにして付けられたのか。という話を語りたい名付け親の熱い気持ちを抑えつつさっそく製品紹介へと移っていきます。

 

さて、TALAWAHですがFUJIのライフスタイルバイクの中でSUB (Sports Utility Bike)という位置づけのモデルになります。(どこかで聞き覚えのある言葉だなと思った方…気のせいです!)昨年まではRAFFISTAというモデルをSUBの初号機として発売していたのでTALAWAHはSUBの2号機ということになります。SUBは一言で説明すると「デイリーユースからアドベンチャー走行まで幅広く対応するバイク」になります。この言葉にTALAWAHの魅力が詰まっています。個人的にはこのSUBというジャンルに位置するようなバイクは普段使い用のバイクをお探しの方にはぴったりの1台と考えています。ここからはもう少し詳しくその特徴をを紹介します。

 

 

650Bホイール/エアボリュームあるタイヤ

TALAWAHでは650Bホイールに27.5×1.75という太めでエアボリュームのあるタイヤを採用しています。650Bホイールはここ数年でオフロードバイクを中心に拡がっている規格になります。オフロードにおける650Bホイールの優位性については一旦置いておいて街乗りでの優位性に絞って話をしていきます。650Bホイールは広い意味ではよく聞く26インチというサイズになりますが実はこの26インチには650A/650B/650Cという3つのサイズがあります。軽快車(ママチャリ)でよく使用されているのは650Aに当たります。650Bホイールはホイール直径で言うと、650A(ママチャリ)より大きく700c(一般的なスポーツバイク)よりも小さい径になります。一般的にホイール径が大きい方が速度を保ちやすく、小さい方が漕ぎ出しで加速しやすいと言われています。そんな中でホイールサイズを小さくする(650Bホイールを採用する)ことの最大のメリットはタイヤ外周をなるべく大きくせずにクッション性の高い太めのタイヤを装着することができる点です。街乗り自転車に置いて現在最もベーシックなタイヤサイズは700×28~32cといったところでしょうか。以前は28c以下のタイヤが一般的でしたがここ数年で少しずつ太いタイヤを採用するモデルが増えています。例えば通勤/通学のように移動手段として使用する場合、ちょっとした段差や溝だったり場所によって路面状況はさまざまです。30c前後のタイヤサイズの場合、スピードが出るというメリットはありますますがこういった路面状況によっては、特にスポーツバイクに慣れていない方は必要以上に気を遣ったり、スリップすることもあると思います。その点、TALAWAHは27.5×1.75(おおよそ44~45c相当)のタイヤを装着しておりある程度の悪路は苦にせず使用することができます。またエアボリュームがあるのでタイヤ外周は700cホイールに25c~28cタイヤを履かせた外周と近くなっています。つまり速度保持性能もある程度700cに近い性能を期待できます。

 

 

1×10ドライブトレイン

TALAWAHではフロントシングル、リア10速を採用しています。クロスバイクでは以前はフロントトリプルが主流でしたがここ数年はフロントダブルが主流となりつつあります。日常使用(通勤や通学、軽いツーリング等)を想定した場合、フロントトリプルは必要としないことが多くむしろメンテナンスの面を考慮した場合マイナスとなるというのがその理由の1つです。フロントダブルすら変速使わない…フロントディレーラー周りをスッキリさせたい…そんな願いを叶えるのがフロントシングルです。(※急に通販番組みたくなりましたが特にお得な情報はございません。)クランクはナローワイドチェーンリング採用のFSA Vero Pro 40Tをスペックインしているのでチェーン落ちの心配も軽減されています。またリアスプロケットは11T-42Tのワイドレシオでありギア比も0.95~3.64となっているので坂道が多くても安心です。

 

 

油圧Discブレーキ

ブレーキ周りでは油圧Discブレーキを採用しています。ブレーキはここ数年、クロスバイク分野でもDiscブレーキが増えてきています。Discブレーキの最大のメリットは何と言っても制動力。一度使うとその違いは一目瞭然ですがリムブレーキに比べて圧倒的に制動力が違います。Discブレーキの中でもメカニカルと油圧ブレーキがありますがこの2つにもはっきりとした差があります。当然コストは上がりますがコスト差を補って余るほどのメリットがあると思います。雨の日でも高い制動力を継続できる点は普段使いを考えると大きなメリットの1つです。制動力以外のメリットとして見た目のカッコ良さもあります。ホイール周りがすっきりするのもありますが何と言ってもリムを黒色で統一することができます。昨今、黒色のパーツが主流になる中で統一感があり見た目の精悍さは一目瞭然ですね。

上記を見ていただいて分かるようにTALAWAHは日常使いのありとあらゆるシーンで活躍する上に多少の悪路を厭わないまさにSUB(Sports Utility Bike)にふさわしい一台となっています。クロモリフレーム、クロモリフォークもその乗り味の一手を担っています。クロモリバイクの魅力については以前ブログでも紹介させていただいておりますのでぜひそちらもご覧ください。

クロモリバイクの魅力➀

クロモリバイクの魅力②

 

 

カスタム紹介

最後になりましたが、2021年モデルのカタログ/WEB用に撮影したデモバイクのカスタムをご紹介させていただきます。

ベース車体:2021年モデルTALAWAH Nickel カラー(19サイズ)
ハンドルバー:FAIRWWEATHER b903 bullmoose bar black 710mm
サドル:BROOKS Colt black
グリップ:PDW バーボングリップ black

今年のカスタムは「街乗り>オフロード」を意識してシンプル目のカスタムにしました。TALAWAHのカスタムは「街乗りっぽくもできるしオフロードっぽい仕様にもできる」ので少し迷いましたが、コロナウイルス拡大で自転車通勤を始める人も少なからずいると聞くのでその選択肢の1つとして提案できれば良いなと思いました。ハンドルバーは少し楽な態勢で乗れるように少し手前にスイーブしたステム一体型のハンドルをチョイス。サドル、グリップにはそれぞれBROOKS、PDWを採用。黒パーツとシルバーフレーム、スキンサイドのタイヤのバランスが個人的には好みです。本音を言うと、タイヤもWTBにでも、、と思っていたのですが車体価格を考慮すると予算オーバーかなということで断念。今回はキャリアやラックを付けませんでしたが付けてもカッコ良さそうですね。タイヤクリアランス含めクロスバイクよりも使用用途やカスタムの幅は広いのでぜひ皆さんも色んな遊び方で楽しんでください。年内の投稿は今回が最後になりそうです。今年もお付き合いいただきありがとうございました。来年もちょっと暇だなと思った際にぜひお立ち寄りください。

※今回ご紹介させていただいたパーツは弊社取扱いのパーツではございませんのでご購入の際は近隣の販売店へお問い合わせください。