FEATURE - 2023.03.27

シングルスピードバイク、どう選ぶ?FUJIが提案する4つのスタイル

シングルスピード。

 

スポーツバイクならではの乗り心地/乗車姿勢など、いわゆる一般車(ママチャリ)とは一線を画しながらも、
変速がない故にメカトラブルも少なくかえって扱いやすく、実は街を移動するのに必要十分で、それでいてリーズナブル。

 

あくまでスポーツバイクの文脈に軸足を置きながらも、STREET USE=街乗りを視野に入れるFUJIにとって、重要な選択肢である「シングルスピード」バイクですが、乗り手に合わせて様々なスタイルの自転車をラインナップしています。

 

今回は、FUJIが展開する4つのシングルスピード FEATHER / STROLL / DECLARATION / TRACK ARCV を比較しながらご紹介。

 

 

 

FEATHER
競輪スタイルをオマージュしたトラディショナルかつベーシックな設計で、シングルスピードのベンチマークともいえる定番

・ベーシックなジオメトリ設計と、スポーツバイクらしいスピード感のある乗り味を意識したギア比設定
・6サイズ展開というブランド中最も多いサイズ展開と豊富なカラーバリエーションで、あらゆるニーズをフォロー
・シンプルかつクラシックなスレッドステムで、クロモリフレームならではのスキニーなルックスが際立つ
・TANGEヘッドパーツやSUGINOクランクなど著名メーカーのパーツを標準で採用

 

 

 

STROLL
安定感のある乗り味と、レトロなシルバーパーツ使いがスタイリングを選ばず日常に溶け込む

・より安定性を意識したジオメトリ設計と、ひとまわり太いタイヤでビギナーでも安心感のある走行性能
・標準でチェーンガードが装備され、パンツ裾を巻き込みにくいようケアされている
・スレッドステム+シルバーパーツ+サイドスキンタイヤで、性別や世代を選ばないクラシカルなルックス
・街をクルージングするのにちょうど良いバランスをイメージしたギア比設定

 

 

 

DECLARATION
耐久性と汎用性、そして価格のバランスを兼ね備え、シングルスピード入門にもぴったり

・耐久性の高いスチール素材の採用し、リーズナブルな価格を実現
・カテゴリ中、唯一固定/フリーギアの両方が標準装備され、すぐにいろんな楽しみ方が可能。
・フラットバー+アヘッドステム採用によりポジション出しがしやすい
・キャリアorフェアンダー用のダボがあるため汎用性が高く、ビギナーのエントリーバイクとしてもおすすめ

 

 

 

TRACK ARCV
特徴的なパシュートジオメトリ、さらに軽量かつシャープな乗り味でカテゴリ中最もハイスペック

・アルミフレーム+カーボンフォークの採用でシングルスピードならではの軽量性や一体感のある乗り味が楽しめる
・特徴的な前下がりのトップチューブに加え、よりストイックなジオメトリ設計とギア比でタイトかつスピード感のある走行性能
・アヘッドステムでハンドルまわりのカスタムも自由度が高い
・フレームはインターナルケーブルルーティング仕様(ケーブルがフレームチューブ内を通る)でよりミニマルでスタイリッシュなルックス

 

 

 

※ちなみに、上記でちょくちょく出てくるワード「ギア比」。
これは、「チェーンリングの歯数÷コグの歯数」によって算出される、いわば「ペダルを踏む時の重さ」を表す指標であり、数字が大きいほどペダルが重い分スピードが出やすく、数字が小さいほどペダルが軽く踏みやすい…といった感じです。そもそも変速がないシングルスピードにとって、このギア比は乗車時の快適性を大きく左右するとても重要な要素ですが、これに関してはさらに話が長くなってしまうので、また後日。。

 

 

いかがでしたでしょうか。
やや駆け足にはなりましたが、シングルスピードという自転車に興味を持っていただいあなたにとって、参考になれば嬉しいです。